保育士をしているとこんな悩み、ありませんか?
徐々に改善はされているものの、一般的な会社員と比べるとまだまだ低いといえます。
保育士として現状よりも高年収を得るためには、どのようなことが必要となるのでしょうか?
この記事では、そんな「保育士として年収をUPさせるために必要なこと」について解説していきたいと思います。
目次
保育士の年収
それでは、現状の保育士の年収を確認してみましょう。
政府統計のデータ(令和3年度)によれば、正社員の平均年収は「382万円」となっています。
一般的な会社員の平均年収が414万円ですから、30万円ほど低いことになります。
平成29年からの5年間で約40万円上昇したものの、まだ一般的な正社員と比べると低い傾向にあります。
保育士として年収をUPさせるために必要なこと
保育士として年収を上げるためには、どのようなことが必要になるのでしょうか?
具体的に挙げていきましょう。
①副主任保育士、主任保育士を目指す
保育園には役職者が存在します。
「分野別リーダー」「専門リーダー」「副主任」「主任」「園長」と分かれているわけですが、年収UPを狙うならば副主任や主任を目指すのが最も近道となるでしょう。
一般保育士の年収が約362万円であるのに対して、主任保育士収の年収は約507万円と大きく差が出ます。
副主任保育士に関しても、月額4万円以上の処遇改善加算がされるため、年収は一般保育士と比べるとかなりUPするはずです。
そのため、長い年月がかかるかもしれませんが、努力を重ね副主任や主任を目指すことで大幅な年収UPが可能となります。
②勤続年数を増やす
年功序列や終身雇用といった社会は終わりが近づいていますが、それでもやはり勤続年数が長くなれば年に1度の昇給によって基本給がUPしていきます。
そのため、辛い時期があったとしてもなるべく辛抱して勤続年数を増やすことで、年収をUPさせることができるはずです。
勤続年数が長ければ、退職金の金額も大きくなるため、そういった意味でも大きなメリットがあるといえるでしょう。
③ステップアップ転職をする
令和という時代においては、転職に対するネガティブなイメージは一昔前ほど大きくありません。
優秀な人材は資格やスキル、実績を武器に条件の良い企業へと積極的にステップアップ転職をしています。
これは保育士に関しても同じことがいえるでしょう。
転職エージェントに登録し、未公開求人なども選択肢に入れながら条件の良い求人に応募していくことで、年収をUPさせることが可能となります。
もちろん、努力をせず資格やスキル、実績がない状態でステップアップ転職をしようとしても難しいですが、キャリアに対してポジティブな動きができるならば転職も選択に入れるべきだといえるでしょう。
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④公立保育士を目指す
保育業界は、私立保育園よりも公立保育園の方が収入面や待遇面が良い傾向にあります。
同じ役職うだったとしても、公立保育園勤務の場合は私立よりも数十万円違ってくるケースも多いようです。
公立保育士になるには公務員試験に合格しなければならないためハードルは高いですが、年収を高め安定感が欲しい人はぜひチャレンジすべきでしょう。
保育士におすすめの転職エージェント
前述した通り保育士として年収UPを目指すためには、いくつかの方法があるわけですが、最もおすすめなのは「ステップアップ転職」でしょう。
働く保育園を変えるだけで年収がUPする可能性が高いわけですから、選択肢の1つとして考えておいて良いはずです。
転職エージェントは登録も無料ですし、転職先が決まったとしても料金を支払う必要がありません。(企業側が転職エージェント側に紹介料を支払うシステム)
そのため、1つだけでなく2つ程度の転職エージェントに登録しておくことで、ステップアップ転職ができる可能性を高めることができるのです。
現代では、保育士に特化した転職エージェントも非常に多くなっています。
メモ
・保育士人材バンク
・保育士ワーカー
・マイナビ保育士
・保育求人ガイド
・保育のお仕事
・ジョブデポ保育士
・ほいく畑
これらの転職エージェントから自分に合っているエージェントを選び、チャンスを広げることをおすすめします。
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まとめ
今回は、「保育士として年収をUPさせるために必要なこと」について解説してきました。
ここ5年ほど保育士の年収は上昇傾向にありますが、それでもまだ一般的な会社員と比べれば低くなっています。
しかし、ここで挙げた4つの方法ならば、年収をUPさせることが可能となります。
「もう少し年収を高めたいな」と感じている保育士の方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?