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保育のこと

保育士の仕事が辛いと感じる瞬間と対処法

めじ
全国の保育士さん、今日もお疲れ様です!

知っていますか?

全国で保育士として働いている人は、約65万人とされています。

保育士の登録者数は約170万人なので、「資格は持っているけど保育士として働いていない」といったケースも意外と多いのです。

もちろん、結婚して専業主婦になるため保育士を辞めた人もいるかと思いますが、保育士の仕事の辛さに耐えられなくなって他の他の業種に転職をした人も多くいるはずです。

やりがいのある仕事ではあるものの、辛さも多いのが保育士という仕事だといえるでしょう。

この記事では、そんな「保育士の仕事が辛いと感じる瞬間と対処法」について解説していきたいと思います。

この記事を読むと

ポイント

・他の保育士さんがどんなことを辛いと思っているのか

・辛いときにどう対処したら良いのか

そんな悩みのヒントになります⭐︎





保育士の仕事の辛さ

それでは、実際に保育士が働いていて「辛いな」と感じる瞬間を挙げていきましょう。

①仕事量が非常に多くキャパシティオーバーになってしまう

保育士は、子どもの世話や指導をメインの仕事としながらも、衛生面の配慮や他の保育士との連携なども必要であるため非常に仕事量が多いという特徴があります。

よく「保育士さんって良いよね、子どもと楽しそう」なんて言われることがありますが、、、

本当にとんでもない!!と大声で叫びたくなります。笑

もちろん子どもと一緒に何かを作り上げること、日々の保育での子どもの成長、可愛さ、やりがいや楽しさは沢山あります。

でもそれ以上に子ども一人ひとりの成長を考えて保育をすること、配慮することも多くあり、プラスして書類仕事も多いため、とても大変な仕事なのは間違いないです。

園によっては持ち帰り仕事も多くあったりして寝不足で悩む先生も多いのです。

その仕事量の多さによって自身のキャパシティをオーバーし、「もう辞めたい」と感じてしまう人も多いのです。

②保護者への対応が難しい

色々な考え方の保護者と接し、保護者の育児への不安に共感することも大切な仕事です。

また、保護者に寄り添うばかりではなく、時にははっきりと伝えなければいけない場面も、、

・保護者が園の方針に協力してくれない

・保護者の悩みにうまくアドバイスができなかった

・無理なことをお願いされてしまった

・保護者との距離感が難しい

このように、保護者対応では色々な問題や悩みに直面することが多くあります

ベテラン保育士さんでもすべての場面で正しい対応をするのが難しく、新人保育士さんや勤続3年以内の保育士さんの場合はその難しさに心が折れてしまうこともあります。

③人間関係が難しい

保育園側の人間関係も意外と大変です。

園長や主任クラスの保育士のやり方が合わずにストレス感じるケースも多いですし、すべての保育士が忙しいため人間関係もギスギスしてしまいがちです。

ほとんどのクラスは複数担任になるので、どうしても人間関係はつきものです。

うまく割り切ったりコミュニケーションが取れたりしないとストレスが溜まってしまうことも。

④給料が安い

保育士平均給与は、月給23万円程度です。

賞与など含めた年収でいえば約340万円程度ですが、中央値としてはこの金額よりも低くなるはずです。

つまり、「大変な仕事のわりに給料が低い」という辛さがあるわけです。

実際に仕事内容はやりがいを感じているものの給料面での不満から転職してしまう人も多いのです。

辛いと感じた時の対処法

保育士の仕事をしていて辛いと感じた時、「違う業種転職する」と言う選択肢意外に対処法はないのでしょうか?

考えられる対処法を挙げていきましょう。

対処法①他の保育園に転職する

仕事内容はあまり変わらなくても、労働環境や給料といった面は意外と保育園によって差があるものです。

「辛い」「辞めたい」と感じたならば、違う保育園に転職するという選択肢もおすすめです。

保育士の転職に強い転職エージェントに登録をすれば、非公開求人も対象となり、条件の良い保育園に転職できる可能性が高まります。

めじ
資格を持っていて保育士として勤続年数を重ねているのであれば、その実績を活かして良い条件の保育園に転職するのも「あり」だといえるでしょう。



対処法②最適なストレス発散方法を見つける

もしも辛いと感じる原因が給与面ではなく精神的なストレスにあるとしたならば、そのストレスを上手に解消するべきでしょう。

もちろん、ストレスの原因となる問題を改善できればベストですが、多くの場合は自身の努力だけでは変えられません。

代わりに、自身の工夫によりストレスを軽減させる方法を積極的に実践すべきです。

ストレスに対する行動は、「コーピング」と呼ばれていますが、物事の受け取り方を自身で変化させることでストレスを軽減させる「情動焦点型コーピング」を実践すべきです。

例えば、主任がいつもイライラしていて事あるごとに強く当たってくるといった場合には、「忙しくてキャパオーバーなんだろうな」と考えます。

「怒られている自分」にフォーカスするのではなく、怒っている主任の心情に意識を向けることで、辛さを軽減できるわけです。

また、「ストレス解消型コーピング」も併用するとさらに軽減できるはずです。

ストレス解消型コーピングは、マッサージに行ったり、カラオケで熱唱したりなど、それぞれに合った方法でストレスを発散させましょう。

まとめ

今回は、「保育士の仕事が辛いと感じる瞬間と対処法」について解説してきました。

保育士の仕事は、給料面や仕事量、人間関係など様々な面で辛さを感じてしまう可能性があります。

何も対策をせずに働き続けてしまうと、「辞めて違う職種に転職しよう」と感じてしまう可能性があります。

せっかく取った保育士の資格、対処法やストレス発散方法を見つけて続けてみてはどうでしょうか⭐︎





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めじ

幼稚園教諭3年、保育士歴7年。間に一般職も1年。転職経験ありだからこそ感じる 保育士業界のこと、転職のこと。 超初心者による投資のこと、、 また、絶賛子育て中のため、育児のことについても発信中!

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